注意
通常のバックアップはTitaniumBackupを使う方がはるかに簡単で安全です。
FW1.0.9はフラッシュメモリをまっさらにするらしいので(未確認)、問題が発生したら
RKBatchToolでFW1.0.9を焼いてTitaniumBackupでユーザーアプリとデータを復元するのが良いと思います。また、パーティションイメージのバックアップ、リストアはClockworkmod Recoveryを使うのが一般的です。
Adbでもバックアップ、リストアできないことはないのですが複雑で危険です。したくないです。
つまりここで紹介するバックアップをとってもほとんど無駄です。
Rockchip製SoCタブレットはfastbootコマンドが使えないのでramdiskからClockworkmodを起動できません。よって、Clockwarkmodをインストールせずに、パーティションイメージがほしい場合に、この方法をつかいます。
たとえば、Clockwarkmodをインストールしたら書き換わる"recovery"をインストール前に保存したいときに使います。(これも別の方法があります…)
準備
USBでPCと接続してAdbがつかえる状態にしておく。→AdbでUSB接続
CWM-based Recovery images for RK3188 devices | androtab.info にあるRK30GENERIC_CWM.zip をダウンロード
zip内の「flash_image」を、adb.exeと同じフォルダに展開する。
パーティションの確認
各パーティションのデバイス名と名前を確認。パーティションの容量。block=1KB
mmcblk0p1はMicroSD(3.67GB)=「external_sd」フォルダ
mtdblock9(mtd9)"user"はたぶん「設定→ストレージ」のNAND FLASH(5.39GB)=「sdcard」フォルダ。
バックアップの方針を決める
当方の環境で不安定なMicroSDにバックアップしない。
バックアップ先は「sdcard」フォルダ(よって"user"は除外)
"userdata"は容量が大きいしすぐに内容が変わると思うので除外
"cache"はいらない気がするので除外
バックアップ
1. 「sdcard」フォルダにパーティションイメージを抽出。
2. イメージファイルのハッシュ値を確認
3. PCに転送
4. カレントフォルダにイメージファイルができるので、再度ハッシュ値を確認してメモる
5. Zip等にかためて保管する。
リカバリ
内蔵の「/system/bin/flash_image」だとうまくいかないのでCWMの同名ツールを使います。
比較的安全と思われる"misc"と"recovery"で検証します。
イメージファイルのハッシュ値を確認
※rebootすると消えるので毎回転送する
※内蔵のflash_imageを使わないように絶対パス指定を忘れない。
※reboot後に再度パーティションイメージを書き出してハッシュをチェックするのが望ましい
参考にしたサイト
CWM-based Recovery for Rockchip | androtab.infoHow to install CWM-based Recovery for Rockchip | androtab.info
フラッシュメモリストレージへの直接アクセス - urandroid
リカバリイメージの解体と再構築 - urandroid
詳しく教えてくれてありがとうございます。大変参考になりました。
返信削除http://goo.gl/N7huz5