注意事項

※全て自己責任で作業を行ってください。
※初期不良保証期間内は絶対に作業しないでください。

JXD S7800Bのカスタマイズ(場合によっては公式FW更新も含む)によって、販売店の保証は一切きかなくなります。

JXD S7800BはFWがRoot化されており、ちょっとした操作で起動しなくなります。
また、作業中にデータが消えたりしても、当方では一切責任は負えません。

販売店の保証内容をしっかり確認して、初期不良保証期間内は保証対象外にならないようにしてください。
オリジナルの状態で、付属品のチェックと本体動作、WIFIやSDCardスロット、各インターフェイスの接続確認を充分に行ってください。

2013年12月5日木曜日

imgRePackerRK+RK Android Toolでrecoveryをオリジナルに戻す

前回、v1.1.4のrecoveryパーティションのバックアップを忘れていたので、Farmのimgファイルを解凍して、リカバリィパーティションをCWMからオリジナルにもどす作業をおこなってみたいと思います。


準備

RockchipファームのイメージファイルをUnpack、Packするツール「imgRePackerRK.exe」

[TOOL] imgRePackerRK (RockChip's firmware images unpacker/packer) - xda-developers

パーティション別にファームをインストールするソフト「RK Android Tool」

 「RkAndroidTool v1.37」で検索して探す。(注意:v1.35ではS7800Bは認識しません)


それぞれ、フォルダに解凍しておきます。


Unpack ~imgRePackerRK



いろいろできるみたいですが、とりあえず、基本のUnpack


update.imgと同じフォルダに「イメ-ジ名+.dump」フォルダができます。


update.img.dumpの中にある2つのフォルダ(backupimageとImage)と、2つのファイル(parameterとRK3188Loader(L)_V1.24.bin)をRK Android Toolのフォルダにコピーします。
その際、必ず、上書きモードでコピーします。



RK Android Toolのconfig.cfgの編集

もとから入っているパーティションテーブルは別のタブレットやAndroidスティックのものなので、右クリック→「Clear Items」します。


メモ帳で「 S7800_V1.1.4firmware\update.img.dump\package-file 」を開きます。赤線の中が「Name」と「Path」です。「/」は「\」に置換しておきます。




コピー→右クリック→「Add Item」→セルをダブルクリック→ペーストでセルを埋めていきます。
「recovery」パーティションのItem追加だけでよいのですが、誤記入防止のため、今回は全部記入します。「Address」は入力しません。

できたら、すべてのチェックをはずして、右クリック→「Save Config」でConfig.cfgを上書き保存します。

一旦、RK Android Toolを終了します。再度立ち上げると、「Address」は「Parameter」ファイルから自動で読み込まれます。


メモ帳で「 S7800_V1.1.4firmware\update.img.dump\parameter 」を開きます。「(Name)の直前の数字」が「Name」の「Address」です。ちゃんと入力されているか確認します。
「bootloader」と「parameter」の「Address」は、「Ex00000000」です。

本体をBoot Loaderモードにする。

次のどちらかの方法でPCとS7800BをUSB接続します。

  • S7800Bの電源をONにしてUSBデバックにチェックを入れてPCとUSB接続
  • S7800Bをシャットダウンして、ACアダプタをつないで(電池の絵が出る)、PCとUSB接続。

adb.exeのフォルダで(1)接続確認。(2)Boot Loaderモードにリブート。(3)Adbサーバー停止。(1)(3)は念のため。



RK Android Toolでパーティションイメージの書き込み

注意点

  • パーティションの位置と大きさが本体と一致していること
  • 「Loader」と「Parameter」にはチェックを入れない
  • いまのところ「Recovery」の書き込みしか成功していない(追記参照)
カスタムファームやModファームはパーティションの大きさを変更している場合があります。そんなときは、RockChip Batch Toolをつかって書き換えるほうが安全です。また、「Loader」は、これ(と物理ボタンとUSB)さえ無事ならばなんとか復旧できるので、むやみに書き換えないほうが安全です。
「Parameter」を変更したい場合もRockChip Batch Toolを使ったほうが無難です。
今回は「Recovery」の書き換えですので、「Recovery」だけにチェックを入れます。

「Found RKAndroid Loader」という表示を確認して、「Run」ボタンをクリック。

ログが流れて、書き込みが終了したら、S7800Bが再起動します。以上で「recovery」の書き換えが終了です。

ワイプをしているのかちょっとわからないので「system」の書き込みはしないほうが良いかも、「recovery」の書き換えには便利がいいです。



RK Android Tool追記

試しにやってみた。

案の定、切腹ドロイド君になった。ワイプしてからじゃないとだめなのかな?
純正recoveryモードでワイプしても復活せず。RockChip Batch Toolでファームを書き込んで復活。

次に、こんな感じにCWMをインストール
OK。リカバリィはCWMになった。リカバリィモードから「adb boot bootloader」

再度、
駄目。書き込み終了後Rebootしない。リセットボタンを押してもbootloaderしか起動しない。CWMのワイプで復活するか試したかったのだが……
結局、RockChip Batch Toollでファームを書き込んで復活。

ここで心が折れました。下に検証したかったことだけまとめておこう。

  • パーティション書き込み→ブリック→CWMインストール→CWMでワイプ
  • 純正リカバリィでワイプ→パーティション書き込み→純正リカバリィでワイプ
  • CWMでワイプ→パーティション書き込み→CWMでワイプ


探し方がまずいのか、RK3188タブレットでRK Android ToolをつかってKernelやSystemをリストアしている事例が見つからない。RecoveryにCWMをインストールしている例は良く見つかる。今後の課題ということで……

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