準備
RockchipファームのイメージファイルをUnpack、Packするツール「imgRePackerRK.exe」
[TOOL] imgRePackerRK (RockChip's firmware images unpacker/packer) - xda-developersパーティション別にファームをインストールするソフト「RK Android Tool」
「RkAndroidTool v1.37」で検索して探す。(注意:v1.35ではS7800Bは認識しません)それぞれ、フォルダに解凍しておきます。
Unpack ~imgRePackerRK
いろいろできるみたいですが、とりあえず、基本のUnpack
update.imgと同じフォルダに「イメ-ジ名+.dump」フォルダができます。
update.img.dumpの中にある2つのフォルダ(backupimageとImage)と、2つのファイル(parameterとRK3188Loader(L)_V1.24.bin)をRK Android Toolのフォルダにコピーします。
その際、必ず、上書きモードでコピーします。
RK Android Toolのconfig.cfgの編集
もとから入っているパーティションテーブルは別のタブレットやAndroidスティックのものなので、右クリック→「Clear Items」します。
メモ帳で「 S7800_V1.1.4firmware\update.img.dump\package-file 」を開きます。赤線の中が「Name」と「Path」です。「/」は「\」に置換しておきます。
コピー→右クリック→「Add Item」→セルをダブルクリック→ペーストでセルを埋めていきます。
「recovery」パーティションのItem追加だけでよいのですが、誤記入防止のため、今回は全部記入します。「Address」は入力しません。
できたら、すべてのチェックをはずして、右クリック→「Save Config」でConfig.cfgを上書き保存します。
メモ帳で「 S7800_V1.1.4firmware\update.img.dump\parameter 」を開きます。「(Name)の直前の数字」が「Name」の「Address」です。ちゃんと入力されているか確認します。
「bootloader」と「parameter」の「Address」は、「Ex00000000」です。
「bootloader」と「parameter」の「Address」は、「Ex00000000」です。
本体をBoot Loaderモードにする。
次のどちらかの方法でPCとS7800BをUSB接続します。
- S7800Bの電源をONにしてUSBデバックにチェックを入れてPCとUSB接続
- S7800Bをシャットダウンして、ACアダプタをつないで(電池の絵が出る)、PCとUSB接続。
adb.exeのフォルダで(1)接続確認。(2)Boot Loaderモードにリブート。(3)Adbサーバー停止。(1)(3)は念のため。
RK Android Toolでパーティションイメージの書き込み
注意点
- パーティションの位置と大きさが本体と一致していること
- 「Loader」と「Parameter」にはチェックを入れない
- いまのところ「Recovery」の書き込みしか成功していない(追記参照)
カスタムファームやModファームはパーティションの大きさを変更している場合があります。そんなときは、RockChip Batch Toolをつかって書き換えるほうが安全です。また、「Loader」は、これ(と物理ボタンとUSB)さえ無事ならばなんとか復旧できるので、むやみに書き換えないほうが安全です。
「Parameter」を変更したい場合もRockChip Batch Toolを使ったほうが無難です。今回は「Recovery」の書き換えですので、「Recovery」だけにチェックを入れます。
「Found RKAndroid Loader」という表示を確認して、「Run」ボタンをクリック。
ログが流れて、書き込みが終了したら、S7800Bが再起動します。以上で「recovery」の書き換えが終了です。
ワイプをしているのかちょっとわからないので「system」の書き込みはしないほうが良いかも、「recovery」の書き換えには便利がいいです。